何故か暇や退屈を感じることありませんか?読むと暇を感じることが無くなる!?【オススメ!書籍!】暇と退屈の倫理学!

暇と退屈の倫理学の画像 個人的なこと(勝手に言わせてもらえば)

おはよう!会えない時のために、こんにちは!こんばんわ!おやすみなさい!

どうも、junです。

皆さん、生活を送ってて「なんか、暇だなー」と感じることありませんか?

私は結構、感じることがありました。

それを感じるとなんか、心がモヤモヤして何とも言えない気持ちになります。

しかも、それを意識すると全然気持ちが晴れなくて、

動画を見て時間を潰したりするんですが暇を感じたままでした。

そして、いつの間にかその感情が消えていました。

こんな気持ちの謎を解決してくれる手助けをしてくれる本を読んだので、

紹介したいと思います!それがコチラ!

暇と退屈の倫理学 著者:國分巧一朗

先に言っておくと、普段感じる暇や退屈(厳密にいうとこの2つの言葉は違います)といった、

感情を無くすことは困難だと思います。

個人的にこの書籍は、暇や退屈と言った感情がどのように発生し、

どのような感情なのかを解説し、感情への向き合い方のヒントを提示してくれるものだと思っています。

読んで良かったと思える内容だったので、

拙い文章ですが、紹介したいと思います。

概要(ざっくり作品の説明)

この書籍では、暇と退屈についてのことを

様々な文献をもとに、國分さんが解説や意見を述べている内容になっています。

暇や退屈っていうのはどういうものなのか?暇や退屈はどうして感じてしまうのか?

暇にならないためにはどうしたらいいのか?人間はどうあるべきか?

この様なことを真剣に考え抜いて、まとめてくれた本になっています!

しかも、すごく難しい内容なのに(私の学が無いだけかもですが)

本当に分かりやすく、1つ1つ丁寧に説明をしてくれるため理解できないなんてことが、

ほとんどありませんでした!わからない所は2.3度読みなおすと分かりました!

分かりやすく解説してくれている例としては、

日常へのシーン(電車を待っているとか)に落とし込んで、

解説してくれるので本当にわかりやすかったです!

ざっくり本を説明するとこんな感じです。

次は、書籍の内容について少し触れていきたいと思います。

暇と退屈の違い

この書では暇と退屈をこのように分けています。

「暇」は客観的な条件で、何もする必要のない時間。

「退屈」は主観的な状態で、何かをしたいけどできない感情、気分を指しています。

どうして人は暇や退屈になるのか?

この本では、人の暇になる理由から考えられています。

結論から言うと人は豊かになることで暇になってしまうのです!

元々、人は定住をしているのではなく狩りなどをして、

移住生活を送っていました。

それが、定住生活に変わったことで生活に余裕が出来てしまい、

暇を感じ、退屈に対処する必要が出来てしまう

暇や退屈になるとどうなるか?

まず、人は暇でいることに耐えられないとされている。

食事などは、与えられるがずっと部屋に閉じこもった生活。

こんな生活をしていると、人は外に出たくなる。

人は刺激が無いことに耐えられない。

刺激はどんなことでもいいんです。

楽しくなくても、しんどくてもいいです。

それは、他人の不祥事でも刺激になれば退屈を感じるより

人は刺激を求めてしまうもんなんです!

暇と退屈の分類

私はこの分類は本書のメインとなる部分と思ってます!

この書籍では、暇と退屈を3つの分類に分けられています。

それは、第一形式、第二形式、第三形式です。

言葉だけいってもわからないので、

ざっくりとですが解説していきたいと思います。

第一形式とは、

何かによって退屈させられる状態。例:電車を待つとか。

第二形式とは、

なんとなく、感じる退屈。

例:飲み会に参加している時に楽しいはずなのに空虚に感じる状態。

第三形式とは、

全てのものから放置される状態。

例:何もない所にポツンと放置される。

これらの分類が何になるのかと言うと、

哲学のとある(名前は忘れました)偉い人は、

第三形式の状態になることが人間にとって幸福と論じます。

なぜかというと、その退屈は本当の自由であり、自分の声に聞くことになるからである。

そして、自分の声を聞き人は決断し行動するからとしている。

なるほど、確かにそう思うのですが、

ここで、待ったをかけるのが本書の著者です!

人の本質的な所は、第二形式にあるんじゃないかと言うのです!

暇と退屈の一つの結論

第三形式をへて、決断することは退屈から解放さている様にも見える。

しかし、それは決断の奴隷になっているとも考えられる

断っておくのですが、著者は奴隷になることが悪いことだとは言っていません。

そうではなく、基本的に人間は第二形式の構造の中を生きている。

そして、退屈も楽しさもそれなりにあるのが人間の生ではないかと

著者は述べています。

人類がこういった暇人類が持つ必要があると結論されていました!

私の感想!

記事を書きながら、我ながら文章能力下手さにびっくりしました!

この書を読んで、私は暇と退屈をこんな風に考えることが

出来るのだと感じました!

私の中で、何かモヤモヤとした退屈さがあったのですが、

それを解消してくれる本当にいい書籍だと思いました!

私と同様に退屈と暇を感じている人がいれば読んでみてください!

では!

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